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前髪を制する者は髪型を制す!

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小顔で首が長く見え、スタイルがよく見えるようなバランスのヘアデザインを。

 

 

小顔ヘア職人のコンドウです。

 

 

 

ヘアデザインには様々な要素があります。

 

長さ、軽さ、重さ、ライン、シルエット、カラー、ストレートなのかウェーブなのか

 

その中でもかなり重要度の高い要素といえば「前髪」ではないでしょうか。

 

 

正確には前髪含めた顔まわりのデザイン。

 

 

前髪は髪の毛全体の1/10前後の分量にしか過ぎませんが、自分でも一番目にする機会が多く、その人の印象を左右する大事なパーツと言えるでしょう。

 

 

 

かの有名なゴリラに似た先輩も

 

 

と言ったとか言わないとか。

 

 

 

 

 

多分言ってないな。

 

 

 

 

ゴリラ先輩、前髪ないし。

 

 

 

 

単に前髪と言うと、長さに重きを置きがちになりますが、この前髪一つとってもいろんな要素があります。

 

 

・厚みのある前髪

 

 

 

 

 

・幅が狭く隙間の多い前髪

 

 

 

 

・ラインを感じさせないザグザグした前髪

 

 

 

 

 

 

・長めの前髪もまた、前髪のデザインと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

これらの要素を組み合わせて、顔型をカバーしたり、逆に顔型を活かして個性的に見せたりします。

 

 

 

余談ですが、自分的に今期はショートで前髪長めのセンターパートが気分です。

オーダーお待ちしております。

 

 

 

 

さて今日はその前髪によってどんな感じに印象が変わっていくのかをお見せしたいと思います。

 

同じモデルさんで前髪のバリエーションをつけてお見せできればいいのですが、ちょっと急遽思いついた記事なので、お見苦しいですがわたくし自らをモデルとしてみました

 

 

中年がネット上に自ら自撮りを晒すことにはいささか抵抗を感じますが、フィルターの力を借りてなるべく汚さを軽減した写真を載せますのでご容赦ください。

 

 

お食事中、特に生もの食べながらみたりしない方がいいです。気持ち悪くなると思うので。

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

ワタクシです。

 

 

 

よく「パーマかけたの?」って言われますが、パーマなんて専門学生の時以来かけておらず、所謂「くせ毛」「天パ」と呼ばれる類いの髪質です。

 

 

中高生の頃はトレンディドラマブームの影響でサラサラストレートでセンターパート的な髪型が流行っており(吉田栄作みたいなやつね)、天パは道の端っこをうつむいて歩かねばならないような扱いを受けておりました。

 

僕も少し髪を伸ばして無理矢理センターパートすることを試みたのですが、どう見ても頭にチョココロネが2つ乗っかってるようにしか見えないシルエットになったので、諦めて短くし、道の端っこをうつむいて歩く暗い学生時代を送りました。

 

 

 

前髪の話なのに、この髪質では分かりづらいので、顔まわりの髪の毛を軽くブローしてクセを伸ばして見ました。

 

 

 

 

なんかアレですね。

 

普通にキノコ類。

 

「たけのこの里派」と言ってもウソつけ!って言われてそう

 

 

世の中ではオサレ男子たちはショートマッシュにしてたりするんですが、それとも違うキノコの類いですね。
どっちかっていうと「しいたけ」みたい。

 

何はともあれここから少しずつ前髪を切っていって、顔の印象の変化をご覧いただきましょう。

 

 

見ればわかりますが、僕の顔型は、まごうことなき「面長」です。

 

おそらく10人中15人が「面長」だと答えるでしょう。
10人にしか聞いてないのに、関係ない5人にも面長と言われる面長中の面長。

 

 

痩せるとすぐ頬がこけるので、将来はミック・ジャガーとか加藤鷹みたいな顔の年寄りになることが容易に想像できます。

 

 

 

本来前髪デザインは、全体の髪型の横のシルエットや厚みとのバランスも考慮するのですが、わかりやすいように横のボサボサした髪の毛はとめました。

 

 

前髪の厚み、幅は固定で長さだけ切り詰めていこうと思います。

 

 

個人的に面長をカバーする場合、目ギリギリくらいの長さにするのがいいと思います。
なるべく顔の縦の距離を短くした方が、面長感が出にくいです。

 

 

 

前髪が眉毛にかかってたビフォーから、少し眉毛が見えるくらいに切ってみましょう。

 

 

「ビフォー」

 

「アフター」

 

 

どうでしょう。

 

横の髪のシルエットが無いせいもありますが、ほんのり面長感が増しましたね。

 

そのかわり眉毛が見えてくることによって、表情がわかりやすくなりました。

 

お次は前髪の長さはそのまま。ラウンドになっていた両端を切ってみます

 

「ビフォー」

 

「アフター」   

 

 

前髪の長さは変わりませんが、顔の見え方がほんの少し横への広がりが出たので、若干バランスよくなりました。

 

面長さんはあまりラウンドさせない方が良さそうですね。

 

 

 

お次は前髪の長さを眉毛の上に設定してみました。
眉上だいたい2〜3cm。ショートバングと呼ばれるくらいの長さですね。

 

「ビフォー」

 

「アフター」

 

 

グッと面長が前面に押し出されています。
顔の形は丸出しですが、ややライン感を出した前髪で、視線がそちらに行く感じにしているので、そこまでは気にならない感じではないかなと思います。

 

やはりこの中では一番個性的に見えますね。

 

 

だいたいこのくらいまでがサロンワークで作る前髪、所謂ナチュラルな感じだと思いますが、せっかくなので眉上5cmというギリギリアウトな領域に行ってみましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・お?

 

 

 

 

これは・・・・・

 

 

 

 

 

ギリギリどころか完全にアカンやつでは・・・・・

 

 

 

 

 

なんでしょう。
個性的とかそういったことを凌駕してしまう疾走感。

 

なんかすごいIQ低そうです。

自分の名前が書けるかどうかも怪しい。

 

何かの事件でニュースとかに容疑者としてこの写真使われたら、10人中15人が納得してしまいそう。

これは完全にやりすぎです。

 

 

 

マズイ。これはマズイと思い、床に落ちてる切った前髪の毛をおでこに戻してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・お?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時すでに遅し。

眉毛に乗っかって顔が凛々しくなっただけでした。

 

 

 

いや待て待て。洗ってクセを出したらもうちょい馴染むのではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

クセで更に長さが上がりました。

 

 

 

 

と、いうわけで、

 

眉上5cmは相当顔立ちに自信がある人、個性的通り越して危なさを演出しなければならない人、能ある鷹は爪を隠す如く頭の弱さを演出したい人にしかおススメできないですね。

 

あとセルフカットは自己責任ですよ。

 

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スー・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

サヨナラ・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

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