無断遅刻・予約の変更、キャンセルについて
前回の記事からお店のシステムの変更をお伝えしておりますが、その続きです。
今回は結構厳しめなルールが増えます。
・無断遅刻は強制キャンセルとなります
連絡なしで10分以上遅れた場合は、たとえその後のご予約が詰まってなくても、ご予約をキャンセル処理とさせていただきます。
「えっ、どうしても遅れる時はどーすんの!?」
簡単です。
電話、メール、LINE等で遅れる旨をご連絡ください。
FAX、電報、伝書鳩、テレパシーは無効です。
ご連絡をいただければ大丈夫です。
ただしその後のご予約状況によっては、対応が難しくなるかもしれないことはご了承くださいませ。
・キャンセル・変更にキャンセル料が発生します
だいぶ昔のブログにこんな記事を書きました↓
http://dwarf-hair-desgin.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
いわゆるドタキャンやらについてですね。
昔書いた記事では厳しいこと言いつつもオブラートに包むように書いてました。
他の美容院や飲食店などのサービス業もそんな感じで書いてるところも多いですよね。
でもやっぱり正直なところサービスを提供する側としては痛手になってしまうんですよ
まだ美容院はかわいいもんですよね。団体のお客様とかは余りいらっしゃらないので。
飲食店とか宿泊施設とかは悲惨なことになってると思います。
とはいえ、美容院もウチみたいに少人数や1対1でやってるところはそれなりに打撃です。
仕事にぽっかり穴があいてしまうのですから。
昨今はネットやLINEなどで気軽に予約ができるシステムが当たり前のようなり、逆にキャンセル(変更)も気軽にできてしまうようになってる気がします。
だって電話だと気まずいですよね?
こういったキャンセルとかだけでなく、ネットの世界では様々な部分で、その気まずさや罪悪感が薄れてしまうんですよね。
ちょっといやらしい記述ですが、インフルエンザなどの理由もあり、1番キャンセルや変更が多かった2017年12月度のお話をさせていただきます。
土壇場も入れてキャンセルや変更により、予約枠に穴が空いて、他のご予約がそこに入らなかった状態で、そこで本来お店がいただくはずだった金額を損害額として計算してみました。
この12月の損害額は税込¥88,020でした。
少ないと感じるか多いと感じるかは人それぞれですが、ちょっと想像してみてください。
待ちに待った給料日。給与明細を見てみたらワケのわからないことで¥88,020天引きされています。
「は?」って思いますよね。
僕なら額にハチマキして片手にチェーンソー持って、経理課か社長室に乗り込むと思います。
ちょっと変な例えかもしれないですけど、概ねそんな感じなんですよ。
というわけで(どういうわけかは知らないけど)、今回からキャンセル料が発生するようになります。
・ご来店予定日の2日前のキャンセル、変更 → 施術料金の20%
・ご来店予定日の前日21時までのキャンセル、変更 → 施術料金の30%
・ご来店予定日前日21時以降〜当日のキャンセル、変更→施術料金の50%
・ご来店予定時間までに連絡なしのキャンセル→施術料金91%
上記の形でキャンセル料をご来店時に頂戴します。
「え?風邪とか仕事が長引いた場合はどうすんの?悪気あるわけではないから不可抗力だよね?」
おっしゃる通りです。
むしろそういった理由の方のほうが多いかと。
しかし事由によって分ける方がかえって不公平感がでて曖昧な形になりかねないので、当面は全てのお客様に適用していくことにします。
ホテルなんかでも事由によってキャンセル料が変わることはないはずですので
但し、例外も作ります。
・ご来店予定日よりも前倒しのご変更の場合。
・ご来店予定日同日内の時間変更。
・キャンセルした枠に他のお客様の予約が入った場合。
・小学生未満のお子様の場合
・台風、大雨、大雪、地震等の自然災害による公共交通機関のマヒが理由でご来店できない場合。(渋滞などは含まれません)
上記の場合はキャンセル料免除となります。
止むを得ずキャンセル、変更した場合は、他のご予約が入ることを祈ってください。
ずいぶんと悩みましたよ。
これによって離れるお客様もいるかもしれないし。
まだ美容院でキャンセル料を設定してるところは少ないですもんね。
あくまでお金を取ることが目的ではなく、軽い気持ちでキャンセルとかをして欲しくない気持ちというのをご理解いただきたいです。
多分そう遠くない将来、キャンセル料を明記する美容院は増えると思いますよ。
結構ツイッターあたりではキレてますもん、美容師さん達。
飲食業界でもキャンセルしたお客様の電話番号とかの情報を共有するシステムとかできたみたいですしね。
https://www.google.co.jp/amp/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1707/07/news125.html
僕も自分がお客として利用する場合は、それがわかるからキャンセルはよっぽどのことがなければしないし、飲食店で人数が予約時より減ることだって申し訳なく思い、元々の人数分食べるよう努めます。
あなたのキャンセルした時間は、他の誰かがキレイになるはずだった時間かもしれません。
色々とルールを追加してしまいましたが、サービスを提供する側も受ける側も気持ちよい時間と空間であるよう精一杯努めてまいりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いします。