【メイクジーナ 】ラヴォーグ プロフェッショナル ヘアブラシはくせ毛の救世主となるのか

小顔で首が長く見え、スタイルがよく見えるようなバランスのヘアデザインを。
コンドウです。
天然パーマ、略して天パ。
この呼び方、耳にすることが結構少なくなった気がします。
ワタクシが学生時代は、天パという呼称はどちらかというと小馬鹿にしてる意味合いがあったかのように思います。
チビとかハゲとかデブとかと近い響き的な。
昨今はオシャレな方はパーマをかけたりラフなゆるいウェーブをつけたりしてる方が多いと思いますが、未だ根強い人気があるのがサラサラストレート。
憧れますよねぇ。
縮毛矯正、ストレートアイロンなどの方法を使うのが一般的ですが、今はこんな選択肢があります。
MAKEGINA
LAVOGUE ラヴォーグ プロフェッショナル ヘアーブラシ
昨年くらいにもDAFNI(ダフニ)のスタイリングヒートブラシが話題になってましたが、まぁそれと同じような商品です。
DAFNIとの違いは
・サイズが少しコンパクト
・軽い
・裏面がDAFNIよりも熱くならない
・サイドの櫛目で細かな作業ができる
といったとこでしょうか。
細かいスペックは公式サイトを見ていただくとして、早速天パでお馴染みのワタクシが使用感をレポしたいと思います。
はい。ワタクシです。
すごい顔色悪いけど気にしないで。
帽子かぶってたので落ち着いてますが、基本もじゃもじゃの天パ代表的な髪質です。
一体これがどのくらいサラサラストレートとなるのか。
動画を見ていただければわかるよう、このブラシは基本髪の毛の裏側からクシを入れて使います。
あっつッッッッッッ!!!!!
どうやらコレ、髪の毛短いと頭皮にクシが当たりやすく危険なようです。
ショートにはオススメできない。
ワタクシの体験レポはこれにて終了。
しかしこれで終わりにしてはあまりにいい加減なので、お客様に協力いただきました。
ビフォー
全体的にうねりはあるけど乾かし方である程度クセが伸びる髪質。
アフター
結構ざっくりとブラシをかませただけですが、かなり収まりが良くなりました。
お客様に協力していただき、顔まわり~サイドはご自身でやっていただき感想をいただきました。
わい「結構熱くなるから気をつけてね」
お客様「あー、結構熱いね」
*注 この方も顔色悪く見えますが、かなりの色白なだけです。
わい「どうなん?」
お客様「うーん、、、」
わい「、、、」
お客様「あぁ、でもなんかコツがわかってきた」
わい「おお、、!」
お客様「ブローするってのよりは楽かもねー」
わい「ぶっちゃけ値段に見合った価値ある?」
お客様「うーん、私ならクレイツのアイロンとか買うかなー」
わい「ですよねー」
めちゃくちゃ正直な感想ありがとうございます。
他に何人かのお客様に試させていただき、ワタクシが感じたメリットデメリットを挙げていきましょう。
メリット
・ストレートアイロンよりもクセが伸ばしやすい
クセにもよるんですけど、ストレートアイロンのプレス(挟む)だけだとなかなか伸びないパターンも多いです。
ストレートアイロンでキレイに伸ばそうとするとある程度ブロッキングをマメに分けて、コームで毛流れを整え、テンションをかける必要があります。
ストレートブラシだとコームとテンションが同時にできるのと、クシの歯にも熱があるので中の毛まで熱を通せてブロッキングも細かくやらなくてもイケます。
まさにブローとストレートアイロンの中間的役割です。
デメリット
・髪が短いと使いづらい
身をもって体験しましたが、髪が短いほど頭皮にブラシが当たる率が高まるので、熱い思いをせざるを得ない。
肩上の長さにはちょっと使いにくいですね。
ということは前髪に使うのもやりにくいという事、、、これは致命的。
前髪はストレートアイロン推奨。
・温度が調節がない
このブラシ180℃固定なんです。
もう少し大きいモデルは調節できるようです。
アイロンとしてはまあまあな高めの温度であり、この温度ならストレートの維持できる時間も長くなるのですが、髪質やダメージ具合はみんな違うので、それに合わせた温度設定ができるようにして欲しかった。
・毛先の先の仕上がりが甘くなる
ブラシを持ってない方の手で毛束を掴み、ブラシを通していくスタイルなので、毛先に行くほど毛束を持ってる手に近づきます。
そうなると毛先を通すときは手を離すので、テンションが安定せず毛先がキレイになりづらい。
毛先ほど傷みとかでパサつきやすいので、ブラシをした後に毛先はストレートアイロンで仕上げした方が良さげです。
なんかデメリットの方が多くなってしまいましたが、限定的におススメできる髪質もあります。
おススメできる人
・細かい縮れがあるくせ毛の人
この方はかなり細かいうねりがあり、一本一本もねじれがある。毛質も弾力がありくせ毛の中ではかなり強い方です。
これもあまり細かいブロッキングを取らずに行いました。
もう少しブロッキングを細かくすればもっと伸びやすいと思います。
この手の髪質をここまでに伸ばすには、ストレートアイロンだとかなり細かくブロッキングを取らないとできません。
こーゆー髪質にはかなり使い勝手がいいと思います。
普段はクセを生かしてスタイリングしたりアレンジしてるけど、ストレートでおろすのもやりたいという人にはうってつけでしょう。
・ブローとストレートアイロンを併用してる人
ブローをしてクセをざっくり伸ばしてストレートアイロンで仕上げてる人。
ブローの部分をこのブラシにすれば時間短縮にもなり、毛先や表面に仕上げとしてストレートアイロンをあてれば完璧でしょう。
・普段は縮毛矯正をかけてて根元がだいぶ伸びてきてる人
人にもよりますが、だいたい縮毛矯正をかけるペースって4~8ヶ月くらいの人が多いと思います。
当然ながら期間が空くほど根元のクセの部分は伸びてくるので、次に縮毛矯正かけるつなぎとして使うのもいいかと思います。
おススメできない人
・毎日ストレートにする
ストレートアイロンにも当てはまるんですが、ほぼ毎日やるのであれば縮毛矯正が上手い美容師さんにやってもらった方が、ダメージ度合いからしても手入れの楽さも全然マシです。
毎日使うにはちょっと温度高いですし傷みが心配になります。
ゆるいくせ毛で軽く伸ばす程度であれば大丈夫かと思います。
・ストーンっとしたストレートの質感が好き
このブラシは動きの特性上、どちらかというとややフワっとした自然な内巻きに仕上がります。
板に近いスーパーストレートみたいなのはストレートアイロンがいいです。
というわけで、正直言うとそんなにおススメできるツールではないのですが、上に挙げたようにハマる人もいると思います。
気になる方はお試しできますので遠慮なくおっしゃってください。